「宵待ち草」2020 昨日の続きを描き始めたのですが・・・途中で・・・思いがけない方向に・・
2020年、この「時代の画期≫に行き会わせた者として・・・この常識の断層を経験した絵師として・・・
もともと浮世絵はその時代の風俗を描くものとの伝統からしても・・・やはり、描き残しておくべきでは・・・
話を少し昔に戻して、今の私の焦燥の説明を試みてみます。二年前?あるいは三年前だったか、竹内さんに誘われて飯田の丘の上の祭りを見に行きました。コスプレーヤーが多く集まると聞き、取材目的で。
何組ものコスプレーヤーの写真を撮って回ったのですが、≪これは!≫いうものには出会えず、諦めて帰りかけたときでした。前から女子高生の二人連れがやってきました。二人とも制服姿で顔には黒いマスク。
当時、黒マスクには「不良」とか「暴走族」のイメージが付き物で、彼女たちにも、反抗の姿勢を見てたのでした。