朝方降っていた雨も間もなくやみ、午後は青空が広がる暖かく穏やかな一日でした。これまでに描き上げた下絵7点の内6点を版下用の和紙に清書しました。それを版木に貼りそのまま彫っていくので、正確に描き上げなくてはなりません。　緊張と集中が続きました。


ドイツのオークション会社からのメールは、この先数カ月を現代作家の紹介に集中して力を入れる期間にしたいと言う事が書かれていました。　そのために作家を紹介するウェブページもこれまで以上に充実させたいとも。

で、私には、だれか力のある木版画家を紹介してほしいと言う事と、私のここ何年かの活動の様子が分かる写真か動画を送って欲しいとの依頼。

動画はないので、こちらに来てからの写真20枚ほどに説明をつけてメール添付で今さっき送りました。内容は、制作の様子（下絵描きや彫り、転写、摺りの様子など）や、個展、講習会、摺りの体験会の写真も。　他には冬、雪に埋もれたアトリエや展覧会の後のスタッフとの慰労会の様子も。

選んだ写真の中には元気なころの比登志さんの姿もありました。


さて明日は、まずは残った下絵一枚を清書して、もう一つ残った英語のメールに返信入れて、また新しい下絵に挑戦だな。　いま頭にあるのは、一つは清内路の民家の縁側に干された唐辛子とずいき。　もう一つも民家の壁に吊るされているニンニクやトウモロコシと背負子。・・・かな。


新作については、今年何が何でもやりたいのは・・・・あるのですが・・・モデルが必要になるでしょうね。

街中でカメラ片手に取材する手もあるのですが・・「変な人がいる」と、通報されても困るしなぁ・・・