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岡本流生清内路通信

予約あり!

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予約あり!

少し気が早いですが、今年の版画制作を総括すると。

今年彫った作品は、年内に彫り終えるものも含めると11点になります。これは普段の年の二倍。やはりコロナで自粛生活になり、展覧会だけではなく、いろいろな会合やボランティア活動が中止になり、家にいる時間がふえたからですね。

作品名を並べると「「異郷の娘 改」 「秋の実に海を想う」 「ヤンゴンの母娘」 「清内路 五月」  「海辺のサーカス」  「印象 モネの池」  「幻想 モネの池」  「父子叙情」一番、二番、三番、四番。

対して、今年刷り上がった作品は Blue Poppy の一点と、もうすぐ刷り上がってくる予定の、シリーズ初恋 五十六番 「また、会えるかなぁ」の二点のみ。ブルーポピーの摺は沼さんのお弟子さん。沼さんが摺る「また、会えるかなぁ」の仕上がりは、見るのが本当に楽しみです。

今年の新作11点も、この分では刷り上がりを見られるのは、いつになることやら・・・
やはり、沼さん以外の摺師も見つける必要がある?そのことは以前、沼さんにも話し、良い人を紹介してほしいと頼んであるのですが。「岡本さんのを摺れる人となると・・・見つけるのは・・・無理かも」と言われて、やはりこのさい、小品と、いくつかの難しくないものは自摺りでいくか?

ドイツのオークション会社、それと銀座の渡辺版画店とのお付き合いが再び始まりそうなのは、来年以降の明るい希望になるでしょう。

自分としては、この一年で描き、彫った作品の中では「父子叙情」が一番かな?と気に入っています。気持ちが素直に絵に入り込んでいるのがいいなと。

で、候補者選びの相談で我が家に見えた方から、「父子叙情」を誉められました。 ちょうど客間に立てかけてあった色付きの下絵を見て「いいなぁ、完成したら売ってほしい!」と。有難い予約一番です。
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