春を思わせるような暖かい一日でした。アトリエも朝から暖房要らず。でも明日からまた冬の寒さに戻るようです。
昨日届いた版木に、清書した版下を貼り付けました。新作二点分。糊が乾くまでの時間を使って新しい下絵に少しまた手を入れました。気持ちは完全にこちらの下絵に捕らえられています。
と言う事で、今注文してもまた三週間は待たされることを考えて、好きな作品になるだろう大きな作品(下絵は4点分あるのですが)二点分の版木を注文しました。
届くまでの間は、今日版下の貼り付け終えた作品の彫りをしながら待つことに。今は気が乗らなくても、始めてしまえばそれなりに気持ちも乗ってくるでしょう。(希望的観測)それとまだ下絵の細部が決まり切っていないあと二点の作品の詰めもやりながら。
一日仕事をしながら頭に有ったのはちちははのこと。心配をかけ通しの息子でした。特に中学3年から高校2年ぐらいの間は、しばしば母に悪態をつき、思い通りにいかないとすぐかっとして、いわゆる≪切れやすい≫子だったので。
今思うと、父にも母にも愛されて、自由に人並み以上の豊かさの中で育てられたことが、痛いほどよく分かります。