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岡本流生清内路通信

年賀状講習会

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年賀状講習会

今日は飯田の創造館、美博と回り、全部で4つの展覧会を見てきました。彫塑講習会の受講生作品展、水墨画展、南美小品展(日本画、洋画、彫刻、工芸)、そして児童自由画百周年展。友人の恵子さんがその内の二か所に出品されているので、ご一緒に。

惠子さんの作品では、透明水彩の「心の風景」が一番印象に残りました。 抽象とも具象ともつかぬ境界線上の仕事に、新しさと可能性を強く感じました。 児童自由画もすごく面白かった。牛や馬が身近にいて、両親は田んぼの中で腰をかがめて田植え、大人も子供も和服で、髷を結った女性も多かった昔の様子に、心惹かれると同時に、山村に「生きる」ということの≪核≫を見たような思いがしました。

美博からの帰り道、竹内家にお邪魔しました。 久しぶりに一夫さんとも談笑の時間を持てました。一夫さんからは、今度取り組む石仏シリーズの版を幾つも見せていただきました。完成が楽しみに思える伸びやかさ、素朴感漂う良い絵でした。

それにしても、今日改めて思ったのは、飯田創造館はまことに南信州の文化活動の中心だな、ということ。その創造館で来月、木版画年賀状の講習会をやります。彫りと摺りの二回に分けて。昨年から講師を務め今年は二回目。

今、担当者から電話があり、11月6日付の読売新聞に講習会の紹介が載ると。おそらく小さな記事でしょうが、嬉しいこと。これで記事を見た何名かが興味を持って申し込みするかな?? 何しろ定員10人がなかなか集まらないので・・・

美博の「現代の創造展」も来月。いろいろ手続きが煩雑で、めんどくさいことが嫌な私は、来年は出すのを止めようかなと考えていたのですが、「父子叙情」4点を一つの額に学装して出品してみたくなりました。 2000人以上が見てくれるのは大きい。昭和の父の短歌も、今の世に問うてみたい気持ちも強くあります。また、周りの人から「父子叙情」を誉められたことも、背中を押してくれています。




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