早朝、起きてすぐに気になる雪の様子を見ました。昨夜はほとんど降らなかったようで、一安心。それが、明るくなるころから本降りに。八時ごろから、お隣のご主人と今日一回目の雪かきをしました。
このまま予報通り夕方近くまで降り続けるようなら、あと二回は雪かきをすることになりそうです。その降る雪を見ながら、制作に集中。
「雪ん子」の被っている藁で編んだマントのようなもの、何というのかなと検索してみました。「雪ぼうし」とか「藁ぼうし」などと山形では呼ばれているようです。また、紛らわしいことに、この藁ぼうし自体を雪ん子と呼ぶこともあるのだと。
今日はその「藁ぼうし」の藁の表現から仕事に入り、いまさっき彫り終わりました。三角刀で細かい筋を彫り藁の質感を出していきます。 ここは三角刀の切れ味が上手くいくかの鍵。
昔は三角刀の研ぎが一番苦手でしたが、いまは三角刀の研ぎが一番好きかもしれません。で、私が描いた雪ん子の藁ぼうし、私が勝手に想像して描いたもので、画像検索にも似たようなものは出てきません。
民俗学に詳しい人からは「こんな藁ぼうしは何処にもない」と言われそうですが、それでいいのです。しょせん絵空事の世界ですから。 この私オリジナルの藁ぼうし、いい感じですよ。雪ん子も可愛らしく描けたし。
おっと、窓の外、雪ん子の話をしていたせいなのか、降る雪の粒がおおきくなってきました。3センチ近いかな? これ見よがしにゆっくりゆっくり舞い落ちてきます。
さあ、仕事に戻るか。今の室温は3度。まだまだ。 今日の私は冬の永平寺の修行僧ごっこで遊んでいるので。 さあ、0度まで頑張れるか?