今日は私が言うところの「ゴールデンコース」に。昼神の温泉に入り、帰りにコロッケと塩大福を買い、帰宅して熱々のコーヒーで大福をいただき、そして昼寝。まさに極楽生活。忙しく働いている人には申し訳ないなぁと思いながら・・・ただ、昼寝は沼さんからの電話で起こされましたが。
お弟子さんの女性が「雪ん子」の摺りに入りますと言う知らせ。ただ、保育園や小学校に通うお子さんがいるそうで、送り迎えや家事の時間の空きを利用してやるので、仕上がりまではだいぶ日数がかかりそうですとも。 いいですよ、急ぐ仕事じゃないし。待ちますよと。
その、昼神のお風呂でばったりお会いしたのが、鎌倉先生。一昨年私が引き継いだ年賀状講座の前任の講師だった方です。手術をなさり、体力の自信がないと言う事で、私を後任の講師に推薦して下さった経緯があります。
ふたり並んで湯船につかり、しばし版画談義。これがほんとの裸のお付き合い。 先生は今はだいぶ体調も回復され、なんと、「本バレンづくり」挑戦中だと。 本バレンは浮世絵の時代から使われてきた伝統的なバレン。安いものでも10万円ほど、良いものは15万円以上する代物。 私もバレンは10面以上は持っていますが、本バレンは中級品をい一つ持っているだけです。
専門書で学び、プロの職人から材料や道具を仕入れての挑戦、良いものが出来るといいですね。そう言えば平日の午前中は多くてもに三人ほど、貸し切り状態の時もよくあるお風呂に、今日は10人近くが来ていました。聞くと、コロナの感染者が出た飯田や近隣の町村のお風呂が休業中なのだと。
私にも経験が有りますが、入浴難民ですね。 でもその陰で、普段は別の入浴施設を利用されている鎌倉先生にお会いできたわけです。