お風呂の行きがけに図書館に寄って廃棄される本「ご自由にお持ちください」コーナーから10冊ほど頂いてきました。読み物が三冊、他は画集や写真集。
冬のつる草、版画にすると決めた時から、大変な仕事になるなと、分かってはいたけど、ほんと、たいへんだー。 毎日毎日、んがー、んがーと吠えながら彫っています。
清子さんが「岡本さんのは版木も芸術ですね」と、言ってくれたことがあります。 確かに、私には作品だけではなく、その版木も美しくあって欲しいとの気持ちがあり、版木に対する思い入れは強く、自分でも「少し病的?」との思いも有りました。
それが・・・ここ最近の作品では、徹底的に完璧に彫ろうという気力・体力が続かず版木の彫りあがりの美しさも中途半端。勿論、見た目の問題で摺りには何の影響もないのですからそれでもいいのですが・・・
病気が治ったと思えばいいのかな?