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岡本流生清内路通信

出会いって、運命?

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出会いって、運命?

志賀高原から初雪の便り。そう言えば去年の清内路の初雪も今頃だったかな。地区の人は「今年は暖冬になるんじゃないか」と言っているけど、どうなんだろう。

まだ息が白くなるほどではないけれど、朝晩はずいぶんと冷え込みます。だんだんと毛糸の帽子、半纏が手放せなくなってきました。

今日の午前中は年賀状摺り。これは自分用ではなく先日摺り体験会をした「赤門や」さんから頼まれたもの。 枚数は30枚で、都合が合わずイベントに参加できなかったお馴染みさんに贈りたいとのことでした。

制作中の版画、色版の9,10版目の転写を明日済ませるつもりです。今回の作品では版組最後の詰めの版で、いつものことですがこの終盤のところが一番頭の痛い難所。体重の2.5%の重さの脳が全身の20%の酸素を必要とすると言うのも分かるような気がするキツイ頭脳作業になります。まあ、プロの≪芸術家≫を名乗る以上、職人仕事ばかりではなくたまには頭も使わないと。


さて、こちらに来て実に多くの方と知り合いました。その中でも「この出会いは、神が私のために用意してくれていた運命ではないのか」と思える出会いがいくつかあります。私を支え、私を立ち直らせるために。

例えば、学童保育で出会ったAさん、塾生として3年間勉強を見たYくん、晩酌を共にしながら昔語りをしてくれたK老さん。この三人、こちらが支えているつもりで、実は支えられてもいたのでした。

支えることで支えられる。どう言う事か分かるように説明する必要がありますね。その当時私はこう考えていました。「私と言う一つの命が、他の一つの命を支えるなら、私と言う命もここで生きることを許されるだろう」と。


支え支えられると言うのではないのですが、Tさんご夫妻との出会いもまた決められていた運命を感じさせるものでした。 その出会いからここ清内路での私の第二の人生が豊かで忙しくも楽しい、充実したものになったのでした。


そうだ、K老さんの椎茸、明日にでも見に行くかな。先日の新嘗祭の供え物に地区の方が持ち寄った野菜・果物の中に立派な椎茸があったから、出ているかも知れません。

最後に、今日配られた公民館報から。11月1日現在の清内路の人口は571人。所帯数234所帯。小学生は24人。私が来てからでも50人近く人口が減りました。その分、空家は増えたはずですね。人口を所帯数で割った一所帯当たありの人数が2.5人弱。そうすると20軒ほどの空家が新たに出たことになります。

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