昨夜遅く、無事韓国から戻りました。　同行がみちょちゃんマコちゃんですから、それこそ書きたいことがいろいろあって迷います。

まずは、展覧会のことから。　行ってみて、初めて展覧会の趣旨などが分かったので。この三か国の版画家の交流展は、韓国国立の美術館が一年以上も前から企画・準備を進めていたそうです。

雪岳美術館の館長を中心に招待作家の人選が行われ、　日本・韓国・中国から各国三名の版画家を選ぶと。日本は韓国ですでに何度か個展をしている美代ちゃん、そして美代ちゃんの推薦した私。

私の作品は、ネットの画像検索で見たそうです。最後の枠の三人目が決まらず、その分を候補者の多かった中国へ回し、結果、日本二名、韓国三名、中国四名の構成に。

私と美代ちゃん以外は全て美術大学の教授。それも皆３０代４０代の若手でした。作品は今一つ魅力と完成度に欠ける気がしましたがこれからの人たちだと思います。その中では中国の女性の大作は力と迫力がありました。

美術館で過ごした時間は、滞在の二割程度。後は毎日毎晩の観光と宴会の接待の連続。もうこれ以上は食べられないほど食べ、飲めないほど飲み・・・かなりくたくたに。

しかし、行った甲斐は十分にありました。　館長からは「今年やって来年もというわけには行きませんが、再来年に岡本先生の個展を企画しましょう」と言われました。

また、中国の美術館へも紹介できるので、他の作品もできるだけ多く送って欲しいと頼まれました。

良き≪縁≫に恵まれた今回の韓国行でした。