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岡本流生清内路通信

雲行きはますます悪くなるばかり

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雲行きはますます悪くなるばかり

日韓関係は、好転どころかますます悪くなって・・・
それでも、個展の準備をと。展示する作品を選ぶのはまだ先でよいので、今は両国の間に横たわる問題、一つ一つについて学ぶことから始めました。

今日調べたのは「竹島問題」 私のこれまでの知識、つまり新聞やネットで読んだ限りでは、事の道理は明らかに日本にあり、なぜ韓国国民があれほど問題にするかが理解できないのでした。

「ただ、私はこちらの言い分しか読んだことがない」 「ここはひとつ向こうの言い分もきちんと読んでおかなくては」と反省。

検索で、この問題の交渉の過程を時系列で私見を交えずに整理したサイトを見つけました。日韓双方の言い分が議事録の形で読めます。

ただ、これが複雑なうえいろいろな条約が絡み、一度読んだだけでは到底理解できないもの。更に時代によって「竹島」韓国名では「独島」の呼び方が日韓ともにたびたび変わることも理解することを難しくしていて・・・

今後は「従軍慰安婦問題」や「徴用工」の問題も、韓国側の視点で書かれたものを読んで学ぼうと思います。自分の考えを述べるのはそのあとでよいと。

あいちトリエンナーレ2019。 その一角で企画展示された「表現の不自由展・その後」は展示作品の一つ「平和の少女像」に脅迫を含む批判が寄せられ、結局、中止になりました。

他の展示作品も、その少女の像も私は見ていません。それでも新聞の写真で見るその像は、私にはとても良い作品に見えます。

正面を向き静かに椅子に座る姿、そしてその顔の表情にも心惹かれました。できればその像の前に佇み、≪その心の声≫に耳を傾けたい。この少女の像は必ずやこちらに語り掛ける力を持っていると信じます。それだけの作品です。

作品に政治的な背景が含まれること、そのことがこの作品を不幸にしているのか?私はそうは考えません。そんなことも何もかも受け入れも、作品そのものの良さが損なわれることはないと。

何を語ってくれるのか・・・対して私は彼女に何を話すのだろうか。自作の版画「君に捧げる哀歌」との対話が思い起こされます。

一つ思うのは、この展示の企画をした責任者にもう少し「胆力」があれば・・・終わったことですが・・・これで今後はますます表現は不自由になることでしょう。

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