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岡本流生清内路通信

かごのとり

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かごのとり

10時半ごろ、何気なく窓の外を見ると、お隣さんの軒の屋根で動くものが。 見ると、燕の雛。やっと羽がぽそぽそ生えそろったばかりのが、4,5羽はいそうです。

傍には巣のバラバラになったものも見えます。 どうやら巣が壊れ、軒の屋根に落ちてしまったようです。 すぐに何とかしなくてはと、お隣に行ってみたら、お留守。

軒の屋根には、お隣の二階の窓から出れそう、でも巣が壊れているのなら、そのもとの巣に戻すことは出来ないし、何か考えなくてはと。

お隣が戻ってくるまでにも、親鳥は落ちた雛に餌を与えています。 ただ、弱っている雛は鳴けないのか餌を貰えてないようです。天気は晴れ、雛たちのいる屋根のトタンも熱くなるのではと心配も。

12時ごろ、雛のうちの4羽は日陰に移動していました。一羽、動かないのも。 両手のひらを合わせたほどの大きさの籠が有ったので、それをねじで軒に止める準備を済ませたころ、お隣の奥さんが戻られました。 

早速事情を話し、二階に上がらせていただき、窓から屋根へ。 落ちた雛は全部で6羽。其のうちの一羽はもう死んでいました。捕まえて籠に入れ軒下にねじ止め。 すぐ近くの電線に止まった親鳥が心配そうに見ていました。籠に入れたのは4羽。一羽はトタンの隙間に潜り込んでしまい、出てきません。

そこまでやって、昼神のお風呂へ。 お風呂でも、4羽の内の2羽が弱っていたのが気になって。それと潜り込んだ1羽のことも。

家に戻るとすぐに籠の巣を確認。親鳥が餌を運んでいるのを見て一安心。カメラの望遠で籠の中を見てみると、3羽は元気そう。その時、潜り込んでいた雛が出てきたので、また隣家に行き、籠の巣に入れてあげました。

今確認できるのは4羽は元気そうだと言う事。このまま無事に巣立ちを迎えて欲しいです。

まあ今日は、ほんと、気をもんだ一日でした。死んでいた雛は、我が家の庭に埋めてあげました。たかが燕の雛一羽のことですが、悲しい思いをしました。


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