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岡本流生清内路通信

まだまだげんえき

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まだまだげんえき

きょうはこんなかんじでした。

朝一番で新作の清書。冬の枯れたつる草を描いたものです。 つると実の構成が面白く感じたので、作ることに。 それを桜の版木に糊付けまで済ませました。使用した版木は以前≪傷物で返品された≫というものを半値以下で分けてもらったものです。 板幅が40センチ長さは61センチあり、定価で買えば3万円以上はします。

この板、節が多く、木肌は赤味の強い色。見るからに硬そうです。

その後、「清内路 秋」の全版木を梱包。「少女曲技図 一改」の摺りの指定書を書き上げ梱包まで。 さらに、博展のチラシを友人二人に各30枚づつ郵送。知り合いのお店などに置いてもらうよう依頼しました。

昼寝の後、「青い服の少女」の墨版を彫り始め、かなり刀が入りました。


さて、まだ現役、私の事ではなく民具の話。 カボチャの作業では、私も檜笠を被り、鎌や挟みを入れた腰籠を結わえます。 私は使いませんが、山仕事では背負子もまだまだ現役。この辺りでは背板と呼ばれているもので、昨日も郵便局へ荷物を出しに行くおばあさんがこの背負子を背負っていました。

都会なら、部屋のちょっとした飾りに使われるような古民具も、この山里では便利な日常の道具。ただ、若い人はさすがに使いませんが。

写真はTさんの山の小屋で見た背板ときれいに並べられた鎌。 


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