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岡本流生清内路通信

アンフォルメル中川村美術館

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アンフォルメル中川村美術館

新聞でアンフォルメル中川村美術館での個展の紹介記事を読んで思い出したことがあります。

今年の春ごろ、この美術館を初めて訪れたときのことです。本館とは別棟のアトリエ棟で開催中の知人の個展を見た後、本館の常設展示を見ました。

アンフォルメルが戦後50年代から60年代にかけてフランスを中心に展開された絵画運動の一つであることは知っていました。 また、その運動の理念が「画面上に物や幾何学的な図形を意識して描くことを拒否し自動的・機械的に色彩を置いて行く」ような?認識もありました。

考えればかなりアナーキでどこか禅の精神にも通じるものかなとも漠然と思っていました。さて初めて見るそのアンフォルメル絵画の美しい事! 予想を超えた魅力あふれる作品群にしばし時間を忘れ見入ったのでした。

アンフォルメルの作品やその作家についての知識は全く無い私にも、そこに飾られている絵がその運動の中心的画家たちの手に拠ることがわかりました。

それにしてもこのようなある時代の絵画の運動を代表するような作品に、失礼な言葉ではありますが、こんな山の中の村立の美術館で出会えるとは! 嬉しい驚きです。
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