今年の秋は例年より暖かく感じます。と言っても、まだこちらに来てから７度目の秋ですが。

今日は、新作の先も見えてきたこともあり、思いたってアトリエの掃除を。それが済んだ後は勢いに任せて、段ボール箱や新聞、空き缶空き瓶などの資源ごみの取りまとめも。

昼前、無性にコロッケが食べたくなりました。　コロッケ二つのために車を出すのもなんだかなぁと、兄を風呂に誘い、帰りにコンビニでコロッケを買う作戦で。


昨日は展覧会めぐり。創造館では惠子さんも出品している≪透明水彩画≫のグループ展。他にも彫塑のグループや県展に入選した写真展も。透明水彩の色の美しさ、文字通りの透明感、そして滲みやぼかしの魅力は、木版画では表現できない美しさですね。

惠子さんの展示作品にはこれまで見ていないものも何点かあり、工夫の跡がよくわかるものも多かくありました。前に見たことがあるものでは、横向きの女性像で、その後輪郭線を太めに描き加えて強調したものが良いとおもいました。

次に回った美術博物館では、県内の遺跡から発掘された、縄文時代の土器や石器の展示をじっくり鑑賞。やはり本で見るのとは違い、重量感や質感が良くわかります。

他に秘境「遠山郷」の昭和の記録写真展、菱田春草の常設展示室も。

横須賀時代は、それこそ、塾の授業や教材作りに追われ、展覧会を観に行ったり、旅行に出かけたりできる時間は本当に限られたものだったことを考えると、いまは恵まれているなぁ。