魚のハリセンボン。本当に針が千本あるかは、わからないけど、こちらの青い芥子の、針ならぬ≪棘≫は確かに千本以上はあります。
今日はその棘の一本一本を鋭く尖らせる彫り。まだ続きます。以前の青い芥子の一作目に満足できない理由はいくつかありますが、その一つがこの≪棘≫ シナベニヤの版木を用いたために、鋭さを表現しきれなかったこと。
今回はその失敗を教訓に硬い山桜の版木を使用。≪棘≫が鋭くなることで、ヒマラヤの青い芥子が本来持つべき≪野生味≫を出せるかなと考えています。 ただし日本で栽培されている青い芥子は、丈もひょろ長く、花は大きく、棘もひ弱な感じになってしまっていますが。
植物の丈で思い出したこと。それは、最近栽培される稲の丈が低くなっているとの話。風に強く倒れにくいように改良されたようですが、これで困った問題が。 神社の注連縄作りには長い稲わらが必要なのですが、それが手に入りにくくなったとか。
話は変わって、疑問と願望。 なぜ夢の中でも≪自分は自分≫なんだろう? 寝ても覚めても≪自分≫という存在から離れられないものなのか? 鳥や魚や虫や獣やプランクトン・・・そんな何か別のものになった「自分」の夢を見てみたい。
話はさらに変わって、今日経験した≪ささやかな不愉快体験≫。 二枚重ねのロール状トイレットペーパーのミシン目がずれている!
明日はカボチャ。明後日は展覧会初日。
嫁の久美ちゃんからメール。 「もうすぐ誕生日ですね。プレゼント何か欲しいものはありますか?」と。 で、ジーンズをリクエスト。一年中ほぼジーンズの暮らしなので必需品。今の普段用(膝抜け)を作業用に回し、よそ行きを普段用にできます。 今のよそ行きは穴が開いてないので、突然の来客でも慌てることが無くなります。