表題は今の私を≪詩的≫に表現してみたものです。でもその意味するところは、字面ほど格好のいいものではありません。この七色の光とは、いわゆる七光りのこと。明日からの「鬼と鬼の子とその弟子と」展は師の七光り。博・遠志先生の名前で人を呼び、あわよくば私の作品を買っていただければと・・・

もう一つ、１２月の韓国での個展、これは弟子の七光り。美代ちゃんのお陰です。美代ちゃんはかなり以前からこの「日韓交流展」（向こうでの言い方は韓日交流展ですが）に参加しています。その韓国側の責任者がこの度国立の美術館の館長に就任。かねてからその才能を買っていた美代ちゃんに個展の話が持ち込まれたのです。

その時、「もう一人誰か版画家はいないか」と聞かれ、私を推薦してくれたという次第。これを≪弟子の七光り≫と呼ばずに何と呼べるかということ。　ただ・・・少しは自分でも光らんといけんなぁ。せめて蛍の光ぐらいでも。

さあ、あすから１５日までの展覧会、気張らねば。搬入・展示作業には７，８人集まってくれそうです。これなら早い。ほんと、いつも皆気持ちよく協力してくれて、果報者の私です。

あすはラジオの取材もあります。　新聞社も来てくれるといいなぁ。