今年に入って、全国的に国産木材価格が上がっています。檜、杉、カラマツ・・・などなど。この地区も林業従事者が多いので、それなりにみな半世紀ぶりの価格高騰で喜んでいます。
農水省に勤める長男に聞けばその理由や価格の上昇がいつまでつづきそうか分かるかなぁ?なんでもアメリカが自国産の木材の輸出を控えているからとも聞きました。
さて、その状況がわが身にも回ってきました。先月15日に東京の木版画材料の専門店・ウッドライク松村(全国でも何でも揃うのはここしかない)に色版用のシナベニアの注文を出しました。 主版が彫り終わった「白狐 囮」用、畳み大の全判二枚分を各8枚にカットしてもらう注文。
電話口のいつもの事務員さん「すみません、今在庫が切れて、今後いつ入荷するかもわかりませんが、それでも注文なさいますか?」と。絶対に必要な板なので、とにかく注文しました。
で、今日、前回の注文から三週間たっても板が届かないので、様子をお聞きするために再び電話を。今度はご主人が電話に出られて、「本当にいつ入荷するか、まったく分からないのです」
「工場も原木が入ってこないので止まっています」
私は「そうですか、今後の仕事の予定もあるので、更に全判で二枚分の注文をしておきます」 「一枚を5枚に裁断して欲しい」 ご主人の感じでは、年内には普通に戻りそうですか?」
ご主人の返事は「来年まで入手できない可能性も十分にあるので、覚えておいてください。追加の注文は御受けしました」
う~~~~nn.
たいへんな事態になりそうだ!!!