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岡本流生清内路通信

彼岸花

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彼岸花

敬老の日に合わせて、美術館や博物館が「65歳以上入館無料の日」を設けてくれました。そこで、兄と二人、飯田の考古博物館へ行ってきました。

縄文時代、弥生時代、古墳時代の石器や土器、馬具や装飾品の実物を身近で見るのは楽しいことです。ついでに隣接する「秀水美人画美術館」にも。伊東深水に師事した方の個人美術館です。

連休中で、入場無料の日と言うのに、どちらの会場も他の来館者の姿はありません。それで思ったのは、「吉田版画の展示場を作るなら、やはり場所を選ばなくては」と言う事。

ほんの少し市街地の中心から外れているだけで、この有様なのですから。

昼神温泉は客足も戻り、外の通りをかなりの人が歩いているのを見たばかりだったので、よけいにそう感じたのでしょう。


飯田へと車を走らせていた時、道沿いの田んぼの畔に彼岸花が群れ咲いているのを見ました。
「彼岸花が咲くと、長男の誕生日もちかいなぁ」と思ったら「そうかぁ、今日がその誕生日だ!」と気が付きました。

Happy Birthday ! ヨット君。 もう47歳だなんて、父には信じられません。 今日はきっと家族で外食かな?


明日は一番清水の掃除当番。 オークションに送る作品のリストも作るつもり。明後日は上田さんと二人、惠子さんの個展会場へ。

まだ明るさの残る南の空に、三日月。野十郎の描く絵のようです。


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