午前中は7時間彫り続けました。握力が落ちてきたのか、握っていた刀を落とすことも。
で、その昔、アメリカ人の友人から「お前の握手は力が足りない、相手の手をもっとしっかり握りなさい」 「日本人の握手は大体皆弱い、それでは相手から≪死んだ魚≫と嫌われるぞ」と言われたことを思い出しました。
それ以来、私は握手の時はしっかり相手の手を握ることを心がけています。それで・・・個展などに見えてくれた方と握手をするのですが、何人かの年配」の女性から「痛い!」と言われたことも。
70歳と言う年齢の割には、私の握力は版画で鍛えられて強いのかな? 一度計ってみたいな。
一夫さんから電話。彼が購読している美術雑誌「眼の目」に博先生、遠志先生のことが出ていると。書き手はオランダの日本版画美術館の館長の女性のようです。 オランダはとりわけ日本美術に理解と敬意が高い国、鎖国の時代もオランダとだけは長崎の出島で通商をしていたこともその理由なのかも知れません。
この夏の松本での博、遠志、私の三人展、是非成功させねば。ただ・・・問題は、それまでに、コロナが収まってくれているかどうか。 中止と言う事だけは避けたいなぁ。
展示したい博先生の作品30点をこちらに送って頂くように吉田家にリストを送付済みです。でも、よく考えれば、その作品30点の総額は・・・・かなりの金額。宅配便ではやはり万が一の不安があります。
やはり、東京のスタジオか熱海の収蔵庫まで作品を受け取りに行くほうが適当かな。一夫さん、その時はご一緒、当てにしています。