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岡本流生清内路通信

洗濯しすぎ!!!

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洗濯しすぎ!!!

朝起きて「さて、今日は何からやるか」と考えていたら、壁に止めた≪モガ≫が『私を描き上げて』と言っているように思えました。 それならと、鏡に左手を映し右手でデッサン。あらためて見る自分の指。

右手の薬指と小指は第一関節から先が内側に折れ曲がっています。左手も右手ほどではないのですがやはり同じように内側へ曲がっています。 何十年も版画を彫ってきたことから来る指の変形。それだけ負担をかけてきたのですね。

そう言えば、父親の兄嫁に当たる叔母の指は、丸まったように固まっていて真っすぐに伸ばせなかったことを思い出しました。長年、牛の乳しぼりをし続けたのが原因でした。

手は一時間ほどで描きあがりました。もちろん、細くしなやかにと、かなりの修正を加えて≪美指≫に。 と言う事で今回はモデルなしでも何とかできたのですが・・・・・やはり・・・身近にモデルが欲しいなぁと思います。可愛くて、スタイルが良くて、優しくて、茶飲み話や愚痴も聞いてくれて・・・・・あれ?  何かずれてきたぞ・・・

≪モガ≫の次は 「子猫をひろって」のパート2 古代バージョンの下絵に手を入れました。時代は飛鳥時代、 腰まである秋草の野に立つ少女。拾い上げた子猫を着ていた衣服に包み胸の前で抱いている図。その遠景に五重塔と寺の大屋根のシルエットを描き加え、いよいよ顔に。

この下絵、一年ほど前に描き、顔が決まらずにそのままになっていたもの。≪モガ≫を描き上げた勢いでこちらもやってしまおうと。二時間ほど「ああでもない、こうでもない」と表情を幾つも替えては眺め直して。

最後の最後でやっと心が入ったようです。その顔、これまでの整った顔からは随分と離れました。変な顔?かなとも言えるのですが、思わず引き込まれる愛きょうがあって。「そうだよね、子猫をひろって嬉しいんだよね」と声をかけたくなります。見ているこちらも思わず微笑んでしまう≪変顔≫  これはいいかも。明日、これを下敷きにもう少し描き込んでみます。

ただ、この作品、いざ彫るとなったら・・・・群れ咲く秋草の版は・・・すごく時間がかかるだろうなぁ。(溜息)

さてさて、吉川さんのブログ。またまた温泉便り! 秘境の大露天風呂。なんでも県内一の広さだとか。 ・・・・嫁さん孝行ですよ・・・ゆったりと寛ぎ、まあ、命の洗濯ですね・・・でも最近は洗濯し過ぎ?・・・と。

ここまで読んで、即メール。

洗濯し過ぎ?  洗濯し過ぎ!!!  (ひがみ丸出しで)

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