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岡本流生清内路通信

浮世絵師?! Ryusei 

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浮世絵師?! Ryusei 

国内ではないことですが、海外では私のことを浮世絵師、少なくともそれに近い者としてみる人がいます。

例えば、オスロの博物館の企画で開催された個展のタイトルは「浮世、現在?それとも過去?」でしたし、ネットには、「日本の浮世絵に見る美人の変遷の歴史」に私の作品が載せられていたりもします。

中国語で書かれたもので、浮世絵を初期、中期、後期、終期、そして近現代に時代区分し、各時代の代表的絵師数人による美人画が一人二三点ずつ紹介され、解説がくわえられているものです。

初期 菱川師宣 奥村政信 など

中期 喜多川歌麿 鈴木春信 など

後期 葛飾北斎 歌川国芳 など

終期 富岡英泉 梶田半古 など

近現代 伊東深水 橋口五葉 前田政雄 Okamoto Ryusei

なぜか私だけが英語表記。選ばれた作品は「月夜のデート 1」と「汐音」の二点

この区分、作家の選別が正しいのなら、私は今のところ≪最後の浮世絵師≫になってしまいそう。


さて、なぜこんなことになってしまうのか、思い当たるところを書くと、

1、日本の版画なら何でも「浮世絵」と思っている人がいる?

2、私の作品、特にシリーズ・初恋のものは、細い輪郭線が特徴で、平面的な色使いの物が多く、これが浮世絵と同じ特徴であるから?

3、ネット上で、私の≪美人画≫? はたびたび紹介されているので、ついでに入れておいた?

こんな感じかなぁ?

ただ、このサイト。時代により、確かに顔の表現が変わっていくのが良くわかり、面白く、また勉強にもなりました。
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