午前中惠子さんがみえて、来年の「ピエロ展」の会期の打ち合わせをしました。9月から11がつの間の一週間。　第一希望から第三希望まで出して申し込みをしたのですが、どれもほかの団体とかち合っていて、抽選、もしくは話し合いでの調整になるだろうと言う事でした。　

上手く希望通りになってくれるのが一番ですが、だめで他の時期になっても、出来ることが大事ですね。芸術の秋も本番。自粛してきたいろいろな展覧会が、対策を取りながらも少しずつ開かれるようになってきました。

午後は二時間散歩。　国道沿いの道を昼神方面へ歩いたのですが、ふと見ると、側溝に沢山の栗の実が。　見上げた斜面の中腹に大きな栗の木があり、そこから転がり落ちて側溝に溜まったようです。

さっそく中に入り栗拾い。よく太った大きな実だけを選んで拾っても、たちまち両方のポケットが一杯になりました。　また、途中で阿智村の村会議員のNさんと行き会いました。　これは良い機会だと、「吉田版画」の展示場を昼神温泉郷の中に作れないだろうかと話をしました。

Nさんからは、村長に話をし、私からも詳しい話ができるように、村長との面談の機会をつくるように取り計らうと言って頂きました。　散歩中に思わぬ仕事が出来ました。

今日の目的地は、古いつり橋。　ひもが渡されていて、つり橋を渡り向こう岸へ行くことはできなかった。その帰り道、村一番の山持ちのSさんの畑の横を通りました。　その畑の隅に広さが十畳以上はありそうな大きな檻が置いてありました。　猿捕獲用の罠です。以前、二十数頭の猿をいちどに捕らえたのはこれだったのかと。

畑仕事中のSさんから、少し休んでいけと誘われて、西日の良く当たる土手に並んで腰を掛け、しばし、昔話をお聞きしました。　見上げる空には赤とんぼの群れ。