明日からの上高地への従妹会一泊旅行は中止になりました。台風13号の影響が心配されるからです。集まるはずだったメンバー、三家族6人は皆高齢者。我が家の二人が最若手。運転も大雨の山道では不安になる年齢。残念ですが仕方ありません。
さて、昨日の続き
7.「一番清水の会」 信州の名水100選にも選ばれている湧き水、≪一番清水≫の環境保護活動をしています。清内路は湧き水の多いところ、美味しい水は至る所にあるのですが、国道沿いであること、名前が一番清水で、いかにも≪一番≫美味しそうなためか、汲みに来る人が絶えません。
ちなみにこの≪一番≫の由来。 一番うまいからという説もあるのですが、昼神から清内路に入つた時、一番最初に見る湧き水というのが本当のところのようです。
花崗岩質の岩の間から湧き出る水は、水質も折り紙付き。ポリタン数十に水を満たして帰る人もいます。年に二度会員総出(30人から40人集まる)での清掃、道沿いのごみ拾い、草刈、落ち葉浚い、側溝の浚い、枝切りなどの作業。その後「水神祭」も行います。これとは別に月に一度ほどの≪班≫単位での清掃活動もあります。
無報酬の奉仕活動ではあるのですが、会員総出の日には、お土産が付きます。水を汲みに来たひとの≪浄財≫で会はかなりリッチ。お土産の中身はこんな感じです。作業用手袋、お茶、缶ビール、紅白饅頭、山菜おこわ、名物長田屋の寄席豆腐、油揚、天然酵母パン。
以前その浄財を盗まれたことがあり、今は三台の監視カメラが取り付けられていて、以後、浄財を盗まれることもなくなりました。
8.「空き家の会」 会員は10名ほど。月に一度月例会。ここで新たに空き家になった家屋の報告があります。また、空き家を借りたい、買いたいという方を案内しときは、その報告も。
家の持ち主から「空き家の片づけ」の依頼があったときは皆で片づけ作業をします。大体は一日で終わるのですが、たまに二日かかることもあります。
片づける空き家の近くに、産業廃棄物用の大型コンテナを置き、不要なものを次々に放り込みます。ただ、もち処分場ではコンテナ一台当たりいくらという持ち込み料がかかるので、ばらせるものは極力ばらしてから。(この処分料は20万?まで村持ち)
荷物の中の古文書、民具、その他珍しいものは「空き家の会」で保存。その他のものは、欲しい人が貰うことができます。無報酬ですが、それ以上のものをこれまで頂きました。例を挙げれば、蒲団、毛布、シーツ、食器、鍋、釜、机、小箱、裁縫箱、量り、時計、バケツ、マレットのクラブ・・・・などなど。
私の畑仕事、山仕事用の、鎌、鍬、鉈、鋸などもすべて空き家の片づけで揃えました。そうそう、現金が出てきたことも。たしか千円ぐらい? 皆のお茶代になったのかなぁ?
勿論、家の所有者が立ち会うのが原則。でも、立会人が来ないこともよくあります。
続く