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岡本流生清内路通信

美術館格差

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美術館格差

今の時代所謂≪格差≫はどんな世界にも見られます。 美術館も例外ではありません。 公立の美術館なら村立よりは市立、市立よりは県立、そして県立よりは国立が立派だと暗黙のと言うよりは歴然とした認識があるのです。 

これは展覧会をやる芸術家の側にも強く意識されているのでは? できれば一つでも≪上の≫美術館でやりたいと。

私立の美術館にも同様に格差があります。個人が私財で作るものよりは一流企業が法人格で設立したもののほうが格が上だと言ったような。

今回吉田版画の展示場を作る夢を持ったときも公立か私立かは考えました。まず多くの人に見て貰うと言う事を最優先に考え、公立私立に関わらず≪展示場の理想の形≫を思い浮かべることから始めたのでした。

頭の中に浮かんだのは、これまで訪れた様々な≪個人を記念して建てられた美術館≫でした。 そのほとんどが私以外に展示室に誰もいない寂れた淋しさが漂っていたのでした。 この経験から、「いくら箱が立派でも運営母体が立派でも見に来る人がいなければ意味がない」と。

今回の交渉相手は、見てくださる人が多いと言う事も含めて理想的なところなので、誠心誠意を尽くして交渉に当たりたいと思います。

フェイスブックに「20世紀を代表する木版画」のタイトルで会員が自分の好きな木版画を投稿するサイトがあります。 作られてまだ間がない投稿サイトですが、すでに吉田博、吉田遠志の作品が何点もUPされています。

最後に話はがらりと変わり・・・かぼちゃ。 昨夜の清内路かぼちゃの試食会は盛況でした。かぼちゃの煮物、かぼちゃの天ぷら、かぼちゃのサラダ、かぼちゃのコロッケ・・・とかぼちゃづくし。

試食の後は海鮮鍋! そして・・・酒!
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