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岡本流生清内路通信

道端ギャラリー

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道端ギャラリー

昨日のカボチャの作業の帰り道での話です。「乗っていくか」車を止めて、声を掛けて下さったカボチャ仲間のお誘いをお断りして、山道を歩いて帰りました。

気持ちの良い陽射し、運動不足を少しでも補おうと。 渓流に沿って拓かれた道の左は谷、反対側は急こう配の崖。その崖に崩落防止のコンクリが吹き付けられています。

その、かなり古いと思われるコンクリートの、泥水が染み込んだ様な≪表面≫に目を引き付けられました。まるで抽象画の世界、それも出来の良いもの。100号のキャンバス枠を前に置けば、もう立派な作品。美術館にあってもおかしくない気がしました。

表面に染み出し乾いた泥水の跡は、黄色・黄土色、こげ茶、更にはピンクや水色まであります。それがいくつも組み合わされ、その上、ひび割れや剥がれまでが、これ以上はないと思われる絶妙な配置で加わっていました。 自然の作る造形はいつも人智を超えていますね。

明日も良い天気のようです。予報では気温も30度近くまであがるような。 散歩がてら、断崖ギャラリーまで写真を撮りに行くかな。 他にも、コンクリ上を伸びるつる草も、屏風絵みたいだったし、それも記録しておきたいな。
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