一日雨。仕事をし過ぎました。よれよれで腹ペコです。

昨晩は、OBのG君と長時間の電話。真面目で純粋なだけに、介護の現場では心が折れ、傷つくことも多いようです。今の職場は二年め。一つ上の資格を目指して勉強もしていると。

でも、話を聞いていると、いっぱいいっぱいの感じがひしひしと伝わってきます。「何も今の職場だけが介護の現場じゃないし、都会ばかりが暮らす場所でもないよ」と、伝えておきました。これは、私の経験も踏まえて。

今日、仕事をしながら思っていたのは、良い仲間に恵まれている幸せ。G君の周りにもそんな仲間が一人でもいてくれたら・・・だいぶ違うだろうに・・・・


さて、私の版画作品は、ほとんどが≪私小説的作品≫　　昔の思い出やその時の気持ちから出てきたもの。今回の「父子抒情」のシリーズもまさしく≪私小説≫

この≪個人的な作品≫には、画中に隠し文字が彫りこまれているものがいくつもあります。まず見つけられないし、解読も難しいものです。ですから、誰にも言えないような、心にしまっておくべきメッセージも書き込むことができます。

「父子抒情」三番、切口赤き鮭の片身を持ちて行く街は海底のごとき黄昏　　この作品の中に、今日その隠し文字を彫りこみました。

明日は・・・兄が10時から阿智で会議があると・・・その車に便乗して阿智まで行き、そこから歩いて帰ってくるのも有りだなぁ・・・