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岡本流生清内路通信

ご挨拶文 第一案

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ご挨拶文 第一案

5月の末から一週間の会期で始まる「吉田博・遠志木版画展」 実行委員が精力的に動いてくださり準備は着々と進んでいます。 昨日も我が家でポスター、チラシに載せる両先生の作品を選びだし撮影まで済ませました。

後援依頼も進んでいます。これまでに後援いただけることが決まったのは、インターナショナル吉田版画アカデミー、風の谷の絵本館、飯田創造館。 他、TV,ラジオ、新聞各社他にはこれから申請書を提出します。

創造館の後の展示も話が出てきました。豊岡村の総合施設「夢アルテ」ここは新しくて大きな施設です。もしかしたら私も加わり師弟三人展になるかもしれません。これは高森の瑠璃寺の御住職が企画書等でご尽力くださっています。ありがたいはなしです。

さて私はチラシの載せる「ごあいさつ」を担当。はよやれとせかされていますのでここにその第一案を。


ごあいさつ 「吉田博・遠志木版画展」に寄せて

偉大な父親を持つということは、子にとってはある意味厄介な事かもしれません。何の世界でもそうでしょうが、とりわけ芸術や芸能の世界で親と同じ仕事に就いた子には他人に言えぬ苦労があるのではないでしょうか。

「絵の鬼」と呼ばれた吉田博、その長男として生まれ同じ木版画家を志した遠志にも父親との関係で長い葛藤の時代があったと想像されます。高い評価を受ければ、親の七光りと言われ、その逆ならあの親の子なのにと陰口を叩かれたりと。

私自身、これまでは「師の遠志はやはり博に及ばないのでは」と漠然と考えていました。しかし、今回の展覧会のために博、遠志両先生の数百枚もの版画を観ているうちにその考えを改めました。「鬼の子も鬼だった」と。

風景、モダンな抽象、そして動物シリーズと、作風の異なる膨大で魅力的な作品群は遠志先生が偉大な親であり終生のライバルでもあったはずの吉田博を超えたのではと私に思わせるのです。このことは弟子の身として本当に嬉しい事です。

博、遠志、両先生の先品に対する皆様のご意見ご感想を会場でお聴きできれば幸いです。

岡本流生


広報委員様  こんなもんでどうでしょうか? だめならまた考えます。
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