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岡本流生清内路通信

サイ・トンブリー

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サイ・トンブリー

昨日付の吉川さんのブログから。 まず、写真。 額に入った現代アート(なるもの?) 作者はサイ トンブリ― (初めて聞く名です) イメージとしては、文具店の筆記具のコーナーに置かれた試し書きの紙に書かれた、ボールペンによる、伸びたバネの様な螺旋の繰り返し。質感的には黒板とチョーク。

その作品の下に記された価格 87億円

以下はブログからの無断転載(吉川さん、ごめん!)


現代美術

       堀尾真紀子の著書を読んでいたら現代美術について書いていた


       人間の中の安定志向 保守志向を拒否して 常に問いかけ 革新し 創造していくエネルギーが

       現代美術の世界をつき動かしているといえないだろうか (中略)

       現代美術を前にして私たちが戸惑い 落ち着きを失うのは それまでの自分の美意識でとらえることができない不安

       言い換えれば それまでの認識の枠組みの変革を迫られることからくるものではないだろうか

       そしてそのことに従来の画壇の技量本位の作品では味わうことのできない新鮮な全身体験を味わうことも事実だろう

       そこには 画壇という権威的で閉鎖性の強い体質には育ちにくい 現代のありようを問う生き生きとした何かがあるように思う



さて、以上の文は堀尾真紀子さんの本からの転載ですね。 この文章自体には私はなんら異論はありません。(ただし、良質なアートについての話です)良く書けていると思います。 そして吉川さんも私と同じように感じたようです。

問題はこの先にあります。 吉川さん自体はこれから書くつもりなのか、昨日のブログでは触れてないのですが・・・一括り的に言われる「現代アート」の中にはかなり「あやしい」部分があると思うのです。

次回 そのことを。

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