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岡本流生清内路通信

うてなさま

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うてなさま

夢の中で仕事をしました。

昭和レトロな居酒屋。建付けの悪い木枠の引き戸。汚れた羽目殺しのガラス窓。その前にかかる暖簾。時刻は黄昏時。引き戸をがたつかせ店に入ると、中はカウンター席のみ。 席に着くと男を一人挟んだ隣の席に妻の姿が。

「ひどい大雨になるぞ」の声。 外は土砂降り。突然店に入ってきた十人ほどの男は皆ずぶぬれで何故かカウンターの向こうに側にしゃがみこんでしまいます。

私は、酒とつまみを取りに地下室へ。酒は7分ほど入った一升瓶二本。 酒肴はエイひれとげそ。それも一抱えもあるビニールの袋入り。

階段を上り戻った場所が・・・お寺の祭壇の前のような場所。 どこかで見たような、と思って気が付きました。瑠璃寺の猫神様の祭壇によく似ているなと。

その猫神様が居られる場所には、何とここニ三日描いていた「童女」が≪はちすのうてな≫に座っています。その横の女性(いつからいたのか?)が、うてな様うてな様と。

夢で覚えているのはここまで。忘れないように頭の中で話の進行を繰り返してからもうひと眠り。

朝。「物語は成った」と、コスモスの花に座った「童女」・・・昨日の段階で羽が生え手には弓と矢を持つ・・・を蓮の台座に座るように描き直しました。後ろには光輪も入れ。

私が創作した、夢の続きの物語を。 蓮の台座に座った童女は「うてな様」とか「うてなわらし様」と呼ばれている。 小さな羽を持ち手に弓と矢を持つ姿はまさにキューピッド。 恋愛成就のわらし神。片恋を両想いにしてくださると・・・・まあ、こんな感じ。

その「うてな様」の絵、細かい修正がまだですが、彩色を施しおおよそ描き終えました。一部金も使い見た目は仏画の感じもします。版画にするしないは別としても、可愛らしく、面白い絵だと自分では思っています。


昼前には明日のどんどの下準備をしました。私と兄ともう一人の三人で。  明日は快晴で風もない予報。きっと良いどんどになるでしょう。

松居友さんから「ミンダナオの風」が届きました。 読むのが楽しみです。子供たちの無垢で希望に満ちた言葉に自分の心が澄み切って来るのが分かるのです。 「吉田版画」の仕事、今月中にと期限が有る仕事ですが、慌てずにじっくり考えながら進めています。

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