仕事場の壁のすぐ目に入るところに写真を一枚貼りました。Kくんと弟のSくん。横須賀の家のそばの小さな漁港の横にあったどなたかの別荘、海に向かいクレーンが突き出ていて、モーターボートが下がっています。庭に張り出したウッドデッキに腰掛け笑顔でこちらを見ているのは小学校一年生ぐらいのKくん。弟のSくんは年少さんかな、デッキに上れず横で少し不貞腐れ顔。

このK君も来年は高校受験。中一の時から週4回スカイプで数学と英語を教えています。で、教えていて、なかなか分かってもらえない時、答えに手間取ったりする時など、こちらがついイライラすることもあるのです。そんな時は気を付けてはいても言葉に≪棘≫が出てたりして・・・

これではいけないと、おまじない代わりに貼ったのがこのK君の愛らしい笑顔の写真。「イライラしてきたな」と感じたら、この横の写真を見るわけ。それだけでふしぎと気持ちがやさしくなるのです。


話は変わって三人展。　初日まであと二週間余り。展示作品はすべて荷造り済み。比登志さん精子さんも初日に見えてくれる予定。　明日は飯田の竹内さんと最終的な打ち合わせ。　会場に詰めるシフトなどを決めます。　今回は売ることも積極的に考えた展覧会なので、会場に関係者が誰もいないという事態は避けねばならないので。


更に話を変えます。「うん、大丈夫、誠実に生きているからね、明日もね」胸張ってそう自分に言える幸せ。　父嘉一郎、母愛子に心より感謝。