「家路」の摺りの指定書、今日やるつもりでいたのですが、気になっていた背景を、「ちゃんと描いてみようよ」と、「このまま仕上げても、結局気に入らず、後悔するのは見えているんだから」自分に言い聞かせ、更に描きこむことに。

やはり気になるところは、逃げずにやり直すのが一番ですね。　写真は描き直しのビホアー＆アフター。　これでまた新たに二版彫ることに。ただ・・・このブログで確認しながら、どちらがいいのか・・・・もう少し考えます。　空間の広がりは・・・色彩的バランスは・・・などを。

窓の外にセットした野鳥の餌台。まだ一羽の小鳥も来ません。雀さえ。まあ、作ってまだ丸一日。私の気が短すぎるのですね。

今日版画を彫りながら、頭の中にあったのは「言行一致」、吉川さんのブログを読んで考えさせられました。　吉川さんのブログはいつも正論、読者のこちらも思わず襟を正してしまいます。江戸時代の陽明学者、大塩平八郎のことも思いました。