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岡本流生清内路通信

ひやっ!

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ひやっ!

村民限定で営業を始めた、湯ったりーなへ今日も。受け受けで村民証を見せ、名前住所連絡先を記入し、手をアルコール消毒、そして検温。 かなり気を使っているのが分かります。

お風呂はガラガラ。脱衣籠も洗い場も一つ置きに使用禁止のステッカー。 露天風呂横の軒先で燕が子育て中。 親と変わらぬ大きさの雛が餌をねだるのを見ながら、のんびりと湯に浸かってきました。


今日も「海辺のサーカス」の主版の彫り。 版木がシナベニヤなので、サクサク気持ちよく彫れます。これまで、硬い桜に難儀したので、ついつい刀が走りがち。 ひやっ!とすること二回。気を落ちつけて、慎重にやらなくちゃ。

この「海辺のサーカス」は、前にも書きましたが、十代の頃の白黒版画をコラージュした作品。今回、多色で作ることを決めた時に一つ迷ったことがありました。 それは、デッサンの狂いや稚拙な部分に手を入れるべきかどうか。

考えた末に、あえてそのままで行くことに決めました。 手を入れることで、コラージュしたときの最初の印象≪奇妙な魅力≫ ≪シュールな感覚≫が削がれ、ただの大人しい優等生的な作品に≪成り下がる≫きがしたので


先日、阿智の図書館へ行った際、「ご自由にお持ちください」と置かれていた本を3冊頂いて帰りました。 その内の一冊「わたしがちいさかったときに」 長田新 編 岩崎ちひろ 画 は、原爆を4歳から6歳ぐらいのときに経験した子供たちが、その数年後、小学校、中、高学年の時に書いた文章を集めた本です。


美しい言葉使いで書かれた内容の重さに言葉も失います。 この本、表紙の見返しに「阿智村横川分校 図書館蔵書 の印と、昭和46年3月15日、No.507の記載がありました。これも何かの縁なのでしょう。


オークションの会社には、8月中ぐらいに、条件に合う作品を選び、送り出す旨、伝えました。 版画の収入になる道は、一つでも多いほうがいいだろうから。

孫たちも、学校、始まったのかな? 新中学生と新高校生はちゃんと元気にやってるかな?

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