シリーズ「初恋」五十六番　「また会えるかなぁ」は、摺り色の指定、色見本の修正など全て終わりました。墨版を彫り始めたのが１０月１２日。下絵も入れると丁度二か月かかったことになります。摺り色の指定を考えている時に、小さな部分ですがどうしてももう一版欲しくなり急きょ彫りあげ、結局全１２版の作品になりました。　

摺り上がりは摺師の沼さんの都合次第ですが、一つ前の作品「AKANE」の摺りを優先させると、どう考えても来春ぐらいかなと思います。他にも帆船や芒の版も沼さんのもとで待機中。それ以前のも入れると、摺りを待っている作品は７－８点はあるのでは？

毎月第一日曜は「さわやか清掃」の日。朝、地区の住民で各家の周りの清掃をします。今朝も落ち葉を掃き集め草を抜きました。めずらしく誰も出ていないなと思ったら、終わったころお向かいのご主人が「１２月から３月まではやらなくていいんだよ、雪の時期だから」と。　そうなんだぁ、知らなかった。でも、綺麗になったからよしでしょう。

みよちゃん・まこちゃんは横須賀時代からのお友達で版画仲間。私よりも一回りは若いご夫婦です。これまでもいろいろな仕事をやってきた二人ですが、今の仕事は特に大変そう。電話帳の配布を請け負う会社から仕事をもらい、日本全国を飛び回っているのです。それも僻地専門。道の駅で車中泊を繰り返しては山間地の集落めぐりだとか。でも考えようによっては、日本中の田舎をまわるのですから、楽しそうでもありますね。二人とも人一倍の根性があるし、みよちゃんには版画のネタ探しにもなっているのではないかな。

天気予報にこの冬初めての雪マークがつきました。　１２月9日。　さあ、初雪になるのか。

南信州新聞に惠子さんの折り紙の個展が紹介されていました。テーブルに黒い布を敷き白一色の折り紙が並ぶ展示のタイトルは「白いクリスマス」。イエスの生誕の場面や舞う雪の結晶、輝く夜空の星、祝福する三博士や周りに集う動物たちなど場面の全てが折り紙で表現されているそうです。読んでいるだけで見てみたくなりますね。

さて、今日の夕食は？　もう決めてあります。　辛ラーメンに野菜炒めを載せる！　うーーーん、美味そう。　しかもどんぶり一つで食べられるし。