昨日、伊那市の画廊へ作品の搬入をしました。高速道路の運転は私も兄も苦手なので、下道で行く二時間ほどのドライブでした。メンバーは私と兄と一夫さん。車は二台。

天気も良く、東に南アルプス、西に中央アルプスの山並みを見ながら伊那谷を北上。山には真っ白な雲がかかり、青空と心地よい風が吹く中、黄金色の稲穂が輝く水田やリンゴ畑が車窓を流れていきます。この≪旅情≫が思い出を呼び覚まし、胸から溢れ出そうな熱い思いに変わって・・・

昔、妻と行った信濃追分の林間の小道や、蓼科高原の車山の、露を帯びた一面の野の花々、そして美麻・・・思えばどれも夏の旅でした。

今は離れて暮らす妻と私、どちらがより幸せになるかを競う気持ちはありません。今の自分が幸せであるように、妻にも幸せであって欲しいと思います。

ギャラリーの展示作業の休憩時にいただいた「まるごと栗大福」　帰りに寄った、地元農産物直売所の「鈴蘭牛乳ソフトクリーム」　同じく帰り道でコーヒータイムを取ったお店の「モンブラン」どれも美味しく、思いがけず　≪グルメ旅≫に。

昨日今日とで１４，５人の方と電話で話しました。　いろいろたまっていた仕事や報告やお礼などで。その中の一人は美代ちゃん。韓国展の出品規約書がまだこちらに届いていないことを伝えると・・・
「そんなの有りませんよ、これまでもなかったけど大丈夫だったし」　「少しは問題もあったけど・・・」

おいおい、国際展だし、個展だし、美術館だし、招待だし・・・・本当に大丈夫なの！？？

伊那での「吉田博・遠志木版画展」　期間中は全て画廊側にお任せして、会場に行く予定はなかったのですが、画廊主から「初日に新聞社の取材が二社ほど入るので、是非来ていただいてお話をして頂けないか」と。

それならと、初日の三日に伺うことにしました。今度は惠子さんも交えて。話も勿論しっかり話すつもりですが・・・≪もう一度グルメ旅を≫の下心も。

十月、十一月の行事の予定が決まり始めました。　中には他の予定とかぶるものも。惠子さん一八さんのコラボ展の搬出、焼き物を新聞で包むぐらいは手伝おうと思っていたのですが、これはカボチャの今季最後の収穫作業＆反省会とかぶってしまいました。惠子さん、手伝えなくてごめんなさい。

神社の「新嘗祭」と創造館での「年賀状講習会」も。これは当然講習会を優先。　他にもまだまだ重なるかも。

沼さんのお弟子さん、須田さんが摺った「MOGA」が届きました。　いくつか不満な点もあるのですが、ほぼ合格点を上げてもいい出来でした。さあ、題はどうしようか。「嗚呼　大正のローマンス」？


一夫さん、搬出の件ですが、予定では最終日の午後５時からとなっていましたね。　これだと暗い中を二時間ドライブすることになり、夜間の運転が辛い私と兄にはちょっと負担が大きいかなと。それでご相談ですが、後日に日を改めて、日中の搬出にしたいと考えています。これは画廊主の了解を得ているので、どうでしょう？

出来れば、帰りに、なんとかファームにも寄りたい。ソフトもですが、中にあるという「古道具類」を見てみたいので。

さあ、明日も一日、版画、頑張るぞ。そうそう、TVも見なくちゃ。