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岡本流生清内路通信

ショート・ストーリーズ Ⅶ

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ショート・ストーリーズ Ⅶ

いま一番のストレスは、夢。

 おきている時間は前向きで希望に満ち、バリバリ仕事をこなし充実した日々に感謝し、ストレスなど全く無縁なことに感じているのにです。

夢の中の自分は、感情むき出しで怒り、時に落ち込み、時に卑劣で慾深い嫌な奴だったりして。ここ最近の夢。 「あなたの版画、あまり面白くないとAさんが言っていたわよ」と妻。ちなみにこのAさんとは、こちらに来てから知り合った銅版画をやっている女性。

嫌味を含む妻の言葉にかっとした私は、妻に向かって皿を投げつけます。実生活では妻から皿を投げつけられたことはあっても自分が誰かに向かって投げたことなど一度もないのに・・・

もう一つ。何処かの酒場。カウンターで一緒にいるのは妻。その妻の一言(ここでは書きません)で、思わず彼女の頬に平手打ちする私。妻に手をあげたことなど一度もないのにです。そして、いつもの道に迷う場面に・・・

この二つの夢の時は、目が覚めてしまいました。脈が速くなっていました。

一時、単位が取れない!と焦る夢をよく見た時代があったけど、この夢もそれみたいにいつか見なくなる時が来るんだろうか。

ほりぼんさんが「僕らは静かに消えていく」と言う歌の歌詞とコードを版画で作ったのをみました。瞬間私の頭に浮かんだのは・・・僕らって、伝統版画家のこと・・・・か?
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