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岡本流生清内路通信

ショート・ストーリーズ Ⅻ

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ショート・ストーリーズ Ⅻ

久しぶりにAさんから電話。 春休みで暇みたい。今から遊びに行ってもいいかと。車なの?と聞いたら、歩きだと。 外は吹雪。歩いてだと一時間はかかるのでやめるように言いました。また陽気のいい日にしようねと。 それに4月はアントンでの子豚の丸焼き大会もあるし、桜コンサートもあるからその時に遊ぼうねと。


OBでモデルもよくして貰ったうだちゃんからメール。連休中に阿智村に来たいと。子供二人連れて。是非来るようにと返信。もし息子家族とかぶったら、どう調整するかまたその時に考えましょう。連休中の楽しみがまた一つ増えました。

不動講開催のお知らせが来ました。 不動滝を祀る神社の集まりです。私は今年も慰労会係。それと諏訪神社の春の例祭もあります。袴、どこにしまったかなぁ。


ここのところなにかとお詫びの電話をすることが続きました。でも一連の騒動も解決へ。そして、電話口のどの方もとても感じの良い応対をしてくださったのには、安心もし救われました。


今日の仕事中、大ぶりのそうあい鑿をよく使いました。これは遠志先生から頂いたもの。よく切れるだけではなく、これで彫ると理想的な、富士の裾野のようなラインで浚いができるのです。古く柄も黒光りしています。もしかしたら、博先生もこれを使っていたかも知れないと思うと、幸せな気持ちに。

美麻ではそろそろ夕食かな? 惠子さん、吉川さん、そして遊びにきているお孫さんたちで賑やかなことでしょう。いいなぁ。

版画をやっている時や気の合う仲間と飲んでいる時はほんと幸せ。で、それに負けないぐらい「しあわせだなー」と思うのが・・・・蒲団にもぐりこむときです。昼寝の時も夜の就寝時も。蒲団は一時間ほど前から温めてあり、もうほかほか。
 

そうだ、今日仕事中に考えていたのは・・・・歌声喫茶  同人誌の仲間に誘われて新宿のお店へ一度だけ行ったことがあるのです。二十歳ぐらいの時の話。 トロイカとかボルガの舟歌のようなロシア民謡をアコーディオンの伴奏で歌った覚えがあります。 歌声喫茶って、まだあるんだろうか? もしまだあるとしたら、歌っているのは60代、70代?



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