昨日は久しぶりにAさんが遊びに来ました。上清内路から一時間かけて歩いて。Aさんもこの四月から高等部の二年生、さすがに「シャボン玉したい」とはもう言いません。 学童のころは随分心配もしましたし困らせられもしましたが、すっかり大人になったような・・・・そうでも無い処も・・・まだあるかな・・・。私が版画を彫っている横でパソコンのゲームをしたり、お絵描きをしたり。
豊丘村での「吉田博・遠志・岡本流生 木版画展」・・・鬼と鬼の子とその弟子と・・・がだめになった時、頭をかすめた想いは「これって、ジンクス?」
≪版画の関係で何か良い話があった時、それをブログに書くとその話はぽしゃる≫
豊丘の件は、共催で会場費無料、しかも博・遠志先生との三人展。話が9割がた決まったところで、思わぬことが持ち上がり、話はなしに。オスロの博物館が私の作品の解説本を出すと言う話も理由も分からぬままいつのまにか消えたし。
更には、環境、施設共に申し分なしの「駒ケ根高原美術館」での個展の話も、開催まで半年を切ったころ、運営する親会社の都合で休館になるし・・・
で、昨日また素晴らしい話が舞い込みました。 ジンクス上等! 嬉しい事は書きたいもの。だめになるならなったでよし。
その話は弟子のみよちゃんから。前回書いたソウルでの「日韓交流展」の続き。「館長さんから電話があり、もう一人版画家を紹介して欲しいと言われたので、そく、師匠の名前を伝えました」と。
交流展でみよちゃんとの二人展になるのか、それとも二部屋でそれぞれの個展ということになるのか、その辺は聞き忘れました。でも、滞在費は向こう持ち。渡航費は未定。
決まれば、今年12月のことになると。まあ、これは≪弟子の七光り≫の幸運。韓国はまだ行ったことが無いので、実現できればうれしいし、同行がみよちゃんとくれば、なんか楽しいことが起こりそう。
最近、心を強く持たねばと思うことが続きました。そんな時にいつも私を支えてくれるのは父の残した短歌。
夜の雪 踏めばさやかにきしむ音 明日もまた清潔に生きて行くべし