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岡本流生清内路通信

ショート・ストーリーズ 30

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ショート・ストーリーズ 30

昨夜の第二十五回・東大院生による研究発表会は盛会でした。演題は「清内路櫛問屋による商品仕入れの諸相」 江戸時代末の清内路土佐屋の櫛の製造、卸、材料の仕入れの実態が主な内容でした。土佐屋が上清内路であることもあり、いつもは少ない上からの参加者も多く見受けられました。

発表が終わった後は、いつもの懇親会。学生さん住民の区別なく、5,6人ずつに分かれ、鳥鍋を囲んでの楽しいひと時。「清内路の家庭料理を味わう会」がお焼きやキノコの料理なども用意してくれました。

春と秋、年二回開かれるこの発表会、学生の中には4回目5回目の者もいて、懇親会を楽しみに来ている者もいるようです。


今日は年賀状を刷るつもりだったのですが、休日で郵便局が休み。年賀葉書が買えず、摺りは明日からに。 明日の午後は新嘗祭用の注連縄作りもあります。 去年初めて経験したのですが、編み込んでいくような、熟練を必要とする作業はとても無理。稲わらを叩き柔かくしたり、余計な葉を取ったりの下ごしらえが今年も私の受け持ちになるでしょう。


「そろそろなめこが出るかも」 近所の人に言われ、昼前にK老さんのほだ場まで見に行ってきました。収穫は20本ほどだったのですが、暖かく風もない山道を行くのは気分転換には最高です。(木目を活かした作品で悩んでいたので) 色付き始めた林の間を縫うように続く小径、・・・時折、二つ三つと枯れ葉が舞い降りるのも・・・・いとおかし。


壁に貼り付けた木目のフロッタージュを眺めていたら・・・そこに女性の顔が浮かんできました。そのイメージを上から鉛筆でなぞってみたり。まだまだ≪遊び≫のレベルですが。

今年も、朝晩は半纏と毛糸の帽子が手放せない季節になりました。着の身着のままで転がり込んだ7年前の冬とは違い、暖かい衣類は選ぶのが大変なほど沢山あります。 どれもみな嫁の久美ちゃんやOB,そして友人たちからの頂き物。


木目を活かした作品で知られる版画家がいます。岩見禮花、葉山在住。40年以上も昔の話になりますが、長井から葉山の先生のお宅まで≪箔≫の扱い方を教えていただきに何度か通いました。海岸通りをバイクを飛ばして。 懐かしい思い出です。





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