まだ、色原稿描きの仕事を始める気持ちになれません。どう描くか？はっきりしたイメージが決まっていないのも理由の一つ？　で、もうしばらくブログに逃げて書き込みを。

今日、仕事中に頭の中で歌っていたのは「人生の並木道」　♬泣～くな　いもと～よ～妹よ～なくな～　泣～け～ば　幼いふたりし～て～故郷を～捨～て～た～　かいが～な～い♬

高校生の頃、母が見ていたテレビドラマの主題歌でした。　学校から戻ると一緒にみたものです。そこから母の思い出に。母は歌舞伎やクラッシックの演奏会が好きで、よく出かけていました。若いころの小澤征爾のファンでもありました。また時には銀座まで絵画展を観に出かけることもありました。

時々、私も母のお供をしました。　展覧会よりも狙いは、バンやジュンの洋服を買ってもらう事だった気もします。その母が、一時、当時売り出し中の若い洋画家の後押しをしていたことがありました。我が家にはその画家の油彩画が何点か掛けられていたりもしました。

ある時、その画家が、我が家に有った作品をどうしても戻して欲しいと言ってきました。　画家自身が好きな作品で、今後も個展などで飾りたいからと。

どう話が付いたのかはわかりませんが、その後その作品は我が家から無くなり、代わりに応接間に父母の肖像画が新しく加わりました。また、妹を描いたデッサンも。そのデッサン、一目見て、やはりプロは違うなぁと、ガーンとやられました。妹本人に特に似ているわけではないのですが・・・

いまは、その高校生当時とはまた違う≪観方≫で、全面的に凄いとは考えていませんが。