「海辺のサーカス」主版を彫り上げ、薄手の和紙と洋紙に試刷り。少し彫りの修正を加えたいのですが、油性インクが乾くまでは手が出せません。

その間を利用して、板壁と如雨露の色原稿を描き始めようかなと。（この作品にも仮題がいるなぁ、いつまでも板壁と如雨露じゃなぁ）

作業机の上の木屑を払い、彫刻刀を箱に戻し、新しいポスターの真っ白な裏面をセット。ポスターは薄い和紙に色を塗った時に、その色が見やすくなるようにと敷いています。また厚手の良い紙なので、下敷きに使うことで机の傷などで色がむらに着くのも防げます。

ケチな私は、昔からスケッチブックは使わずに、ポスターやカレンダーの裏を下絵描きや試刷りに使ってきました。（十代の頃、外で持ち歩くときのための≪小道具≫として買ったことはあります）

横須賀時代にはレンタルビデオ店で新作映画のポスターをいくらでも貰えたものでした。で、今日のポスターは、先日阿智の図書館から頂いてきたもの。「ご自由にお持ちください」のコーナーに本と一緒に置いてあったものです。

そのポスター、よく見ると「東京2020オリンピック　聖火リレー開催　2020年4月2日～4月3日　長野県」と言うもの。コロナの騒ぎでなくなった県内聖火リレーのものでした。　一束7，8枚？持って帰ったのですが、一枚ぐらいは保存しておくべき？　将来、値が付くかも？？