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岡本流生清内路通信

三時過ぎたら

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三時過ぎたら

三時過ぎたら、頭の中は今晩の夕食のことばかり。一日一食なので、食事と晩酌はいつも待ち遠しい。 兄の作る料理は美味くて品数が多くて量もたっぷり。 ああー、お腹が鳴りそう。

吉川さんのブログに今年の「大町・メンドシーノ交流展」のことが載っていました。5月の末から松本の美術館でのようです。今回は出したいな。と言うのも、今年は自分の個展の予定がありません。新作のお気に入り「AKANE」のお披露目をしてあげたいので。

それに、惠子さんも出品すれば、7月の吉川さんの個展を待たず5月にも「飲み会」が! 松本ならかんてんパパのギャラリーの下見も兼ねて。さらに・・・大町小町?

思えば、この交流展、そもそもの始まりは遠志先生。美麻に文化センターを設立したことからメンドシーノアートセンターとつながり、美麻とメンドシーノが姉妹村になったことで今の交流の基礎ができたのです。勿論、現在の小学生や芸術家の相互訪問の盛況には遠志先生を知らない世代の若い方々のお力が大きいのですが。(若くはない方々の力も勿論大きい)


アトリエの壁に立てかけた4枚の版木。 ほぼ仕上げ彫りも終わった「子猫をひろって」 今日から荒彫りの浚いを始めた「モガ」 そして、まだ刀が入っただけの「はちすわらし」と転写を終えた「子猫をひろって」の版。「子猫をひろって」は、墨線が二版必要なのでその二版目用。

ここまで、刀が走り過ぎて≪ひやっ≫とすることも何度かありました。その度に「鎮まれ 心」と言い聞かせ、呼吸を整え・・・ 

その並んだ版木を眺める至福! ≪完璧性≫の私の版木は、彫り上がった版木そのものも美しくなければ、満足な出来とは言えないのです。ほんと、困った性分だとは思いますが・・・


一夫さんと電話で話したことで、私が比登志さんから任されている「吉田版画」の展示や販売について心が決まりました。やはり海外にまとめて持って行かれるのは避けなくては。一夫さんのおっしゃる通り、この地元、飯田下伊那で販売することを一番に考えよう。

まとめて海外の画商に出すのは、いろいろ手間が省け私が楽なこと以外には何も良い点がない。ならばまずは自分が動いて、仲間にも動いていただき、少しでも良い方向でやらねば。

「飯田下伊那が今では博の版画の一番の理解者がいる土地」 「これまでは福岡、久留米が一番だったけど、完全に抜きましたね」・・・これは飯田や清内路で博展、遠志展をやった後の慰労会で比登志さんが言ってくれた言葉。  うれしかった!!

さて、どのようにするか? おおまかな素案は頭の中で出来つつあります。 後は一度機会をみて一夫さん惠子さんの意見をお聞きしたいなと思います。

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