早朝の一時間ほどですが、この冬初めてストーブを焚きました。日中は良く晴れ、アトリエの気温も上がり快適に仕事もはかどりました。

先日の「空き家現況調査」上しも合わせて８０軒以上ある空き家を二班に分かれて、外観の現況を調べました。　すでに傾いている建物もあり早急な対策の必要性も認識できました。

その調査時、外壁に張られた木の板の木目の美しさに目を奪われました。　長年の風雨に晒された板壁は木目が洗濯板のように浮き出ています。「版画に用いて、何か新しい感覚の作品を作ることができないだろうか」

空き家とは言え、気に入った木目の板を剥がして持ち帰るわけにはいきません。なので、建築会社の廃材置き場を漁ろうかなと考えています。


話は変わって、ドライブレコーダー。　我が家の車にも付けることにしました。今、品薄とかで一週間ほどは待たされそうですが。


アトリエの窓からは、ジョロウグモの巣がいくつか見えます。　いつもは網の中央に下を向いて獲物が掛かるのを待つ巣の主の姿が見えるのですが、ここ最近は半数ほどの巣でその姿が見られなくなりました。

辺りを探してみると、軒先に産んだ卵の≪ベッド≫を守るようにそのうえでじっとしていました。　時々足が動くので、死んではいないようです。　ちなみに体の小さな雄蜘蛛はみな干からびた抜け殻のようになって、網に絡めとられています。　うーーーん、なんか哀れ。


明日は、最後の版（１４版目）のから押し用の細工を仕上げ、後は廃材漁りかな。　ほんと、何か≪新たな展開が出てきそうな≫、そんな期待があります。