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岡本流生清内路通信

廃材漁り

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廃材漁り

年賀状の制作を終え(本番の摺りはこれからですが)次の制作にかかる前に、まずは恒例のアトリエの掃除を。天気も好天。秋らしい清々しさが気もち良い。

掃除が済んだ後は、作業手袋と鋸を腰に下げて、三成さんの廃材置き場まで。三成さんは宮大工でお嬢さんは上清内路でドイツパンのお店アントンをやっているこずえさん。お店の隣にはギャラリーも併設されていて、私や遠志先生、博先生の個展もさせていただきました。

「使えるものがあれば、いつでも持って行って」 その言葉に甘えて、これまでも作業台や額を置く棚などの材料を調達してきました。今回の≪狙い≫は木目の美しく浮き出た古い板壁。

道々、色や模様の奇麗な落ち葉も拾いました。黄色から深紅まで、さまざまな色のバリエーションはまさしく自然の不思議。とりわけ柿の葉の美しさに惹かれます。

一抱えほどの板を抱えて戻り、たわしで汚れを落とし、物干し場に並べて乾燥。特に≪これは≫という美しい木目の物はないのですが、とにかく一度試しに刷ってみるつもりです。それを眺めているうちに≪作品≫の構想が出てくる気がしています。


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