明日は美博の「現代の創造展」の搬出へ。 お付き合いで出したのですが、やはり団体展は自分には合いません。個展である程度の数を並べないと自分の「世界」を表現できないからです。50号の大作の中では小さな版画は可哀そうに見えてしまいます。来年はもうだしません。
搬出後は飯田の竹内さんのところで「小忘年会」 これは18日の「大忘年会」の予行練習の位置付けです。何といっても大切なお客様方を遠方からお迎えするのですから、粗相のないように。
ははは、と言い訳しながら、楽しく飲み会! 吉川さん、一八さん、ごめん! でも大事な話もしますよ。 「吉田版画」の展示会をいつ、どこで、どんな形でやるか。 私の思い、計画を聞いてもらいたいなと。
で、心の洗濯の話。 ≪心の洗い方≫はそれこそ人それぞれでしょう。 好きな音楽を聴く人、映画を見る人、カラオケで歌いまくると言う人もいるでしょうし、美味いものを腹いっぱい食べると言う人だっているのでは。
美しい景色を見るのも良さそうだし、思いっきり走ることだって。
私の場合。 良い言葉に出会うのが一番効果のある洗濯法になっています。 直接人から聞くことも有れば新聞やネットの中で出会う事もあります。
読むと毎回「すごい洗浄効果!」を感じるのは、友人の松居友さんが送ってくださる「ミンダナオの風」 友さんがフィリピンでやっている「ミンダナオ子ども図書館」(MCL)の活動報告です。
障害を持つ子、親のない子、虐待や差別を受けてきた子供たちの口から語られる言葉に心洗われるのです。真の優しさに溢れ、他者への思いやり、神への感謝の言葉、そして希望が語られています。 向学心、向上心の強さも読んでいる私の胸を打ちます。
これまで私の個展の際はこのMCLへの募金箱を置いてきました。惠子さんもやってくださっています。 ただ、来年は私の個展の予定がありません。それで、「吉田版画」の展示会が来年できるようなら、MCLの活動を応援できるような≪形≫を取り入れたいと考えています。
そのことも明日話し合うつもり。 もちろん比登志さん精子さんの同意が必要になりますが、きっと賛成していただけるでしょう。