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岡本流生清内路通信

心ただして

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心ただして

どんども無事終わりました。風もなく天候に恵まれたよいどんどでした。参加者も去年より多かった気がします。集められた松飾や木の枝、竹、木っ端もいつもより多く、その分横広がりのメタボなどんどになりましたが。

家ごとに熾きの上に餅やウインナや芋を乗せた網を置き、楽しいピクニック気分のひととき。熾きを中心に集う幸せな家族の風景が広がります。その≪幸せな家族≫とは縁遠い兄と私ですが、去年から餅と網を持参して参加しています。お酒もちょっぴりいただいて。周りの方からの「これも食べて」もいつもながら嬉しいものです。

これで正月の行事も終わり。今月はあと新年会が二つあるだけ。落ち着いて仕事に集中できそう。

その版画の仕事のほうは、朝のうちに「うてなわらし様」の線の修正と色の加筆。絵に込める「物語」が出来たためか、描いていても気持ちの入り方がこれまでとは違います。

私の版画の多くは、個人の経験からくる私小説的ストーリーとイメージの創作が核になっています。シリーズ「初恋」と「NAO」は私小説性が高く、ピエロ、化石、白狐、UKIYOE TODAY アジアの子供たち のシリーズは物語性が強い作品群です。風景ですら見たままを素直に描いた作品はありません。 写実に徹したのは「ブリキの玩具」と「花」のシリーズぐらいかな。でもそれすら玩具の配置や構図にはいささか物語を込めてはいます。

版木が届くまであと二日あります。(たぶん) 明日は狐女童の物語を探るために周りにいろいろ小物を描いてみようかな。描いているうちに何かが出てくるでしょう。或いは・・・また≪夢のお告げ≫があったりして。

「ミンダナオの風」読みました。友さんの巻頭言に、私も心正してこれからの残された日々を生きようと改めて誓いました。

余談。 これまでよそ行きだったセーターを着て絵を描いていると、どうも汚れそうで落ち着きません。(貧乏性なので) それで、いただいた袖カバーを着けることにしました。これで一安心!

もう一つ。今日のドンドのときの話。 「流生さんの半纏とセーター、年季が入っているなぁ」と褒められ(?)ました。 兄に言わせると「流生、褒め言葉じゃないぞ」ですが。
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