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岡本流生清内路通信

災い転じて

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災い転じて

危うく入浴難民になりかけたけど、まだ入れる施設はあるようで安心しました。この際、近辺の行ったことのない温泉を総当たりで回るかな。せめて災いを福にしたいもの。

前々回書いた、ハバード大学の研究機関の発表、「コロナの世界的終息には2020年まで外出制限を断続的に続ける必要がある」という報告。そんなにかかるのか?と 百年前のとスペイン風邪の時はどうだったのか調べました。

この時も地球規模で終息するまでには、三年かかっていました。とすると、ハーバード大の報告もあながち大げさとは言えないのかも。


昨夜、7時半前に沼さんから電話。寝ているところを起こされました。「言い忘れたのですが、青いケシの≪きめ出し≫はどうでした?」と。≪きめ出し≫と言うのは、空刷りの一種で、線ではなく面として浮き出させる技法です。

すっかり忘れていました。そうだった、「きめ出しようの版を加えたので、試しに二三枚やって欲しい」と、頼んでいたんだった。

刷り上がりを見てみると、ケシの花と蕾が浮き上がるようになるはずでしたが、横から見ればわかる程度でした。 版をもう少し深く彫るべきでした。このきめ出しようの版は和菓子、例えば落雁の木型のようなもの、その上に摺る紙を置き、指の腹で押し込みます。

またいつか別の作品で挑戦してみるかな。
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