竹内さんご夫妻と私たち兄弟の４人で上伊那まで出かけてきました。　「吉田版画の展示場」をつくる話で相手側企業の常務さんにお話を聞いていただきました。博先生、遠志先生の版画も見ていただきながらの一時間ほどの話し合いでこちらの希望相手側の疑問など誠実に伝え合う実りあるものになりました。

正直な感触を述べれば、施設内に常設の展示場を作ることは難しいのかなぁとの感じでした。しかし、既存の施設での展覧会なら開けそうなそんな気がしました。

社内で検討し、今月中には具体的なお返事をしますと言う事なので、それを待つことにします。　面談後、紅葉の美しい広大な施設内を散策しながら「この美しい場所、多くの人々が集う場所で例え期間のある展覧会でも開けるならそれでよしとするかな」との思いも浮かびました。

弟子と言う立場を離れて、一人の木版画家という目で見ても、遠志先生の素晴らしい作品をこのままの状態で埋もれさせておく（国内での話）ことはもったいないと思うのです。


今日の話し合いのことを電話で報告。心配していた薪のことも除雪の事も解決したとの精子さんの話に一安心。また、リハビリの先生の指導で転んでも立ち上がれるようになりつつあるとも。　月末にはお孫さんたちも泊りに見えるとかで比登志さんの美麻での暮らしにも明るい希望が見えてきたようです。