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岡本流生清内路通信

高瀬舟 森鴎外

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高瀬舟 森鴎外

四方を囲む山が全く見えなくなるほどの深い霧です。 今日は5時から清内路下一部落の忘年会。毎年60人ほどが参加します。 子供たちも加わるので早めの開始で酒は各自の持ち寄りが原則。


≪とりあえず作戦≫ は順調に進んでいます。今日、山桜の版木を注文しました。普段でも届くまで2週間はみなくてはいけないのですが、今回は年末年始の休みが挟まるので、だいぶかかりそう。

下絵の清書が進むにつれやる気が増してきたのは良い兆候。変顔少女の笑顔に励まされて。


さて表題の森鴎外の小説、高瀬舟。 中学生の国語の教科書にも載っていて、塾でも教えていました。 主題の一つが「知足」足ることを知る。 なぜこの話かと言うと、ゴーン容疑者のことが頭にあり、今日は仕事中そのことを考えていたので。

 年に何十億もの収入がありながらの、その生きざまの≪飢餓感≫はどこから来るのか?と。

心の、「幸せの器」に穴でも開いているのか? それとも世界を丸ごと飲み込まなければ満たすことのできぬ大きな器なのか。

私のように小さな「幸せの器」を持つものはさいわいです。ささやかな喜びでもすぐに器は満たされ、微笑みの波が体中にいきわたるのですから。


さてこれは余談。授業中をおもいだして。 生徒たちに・・・「最後の最後で突然出てくるこの訳の分からない言葉『オオトリテイ』、この意味はテストにでるぞ」!

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