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岡本流生清内路通信

自画自解 23 思春

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自画自解 23 思春

23.思春  シリーズ「初恋」より 2012年  13版

 これも好きな作品。 ポーズも美しく、顔の表情も思春期のもの思う少女の表情が出せたと自分では思っています。

 モデルは塾の教え子のUちゃん。(正確には塾生ではなく、高校受験が近づいた頃、塾生の友人と夜我家で特訓を受けた子です。『月謝は払えないけど、友達と一緒に来て、教えて貰ってもいいですか』と) まあ、月謝は貰えなかったけど、その分何度もモデルをお願いしたのですから帳消しですね。

この絵の時は、衣装は彼女が自分で知り合いから借りてきてくれました。(色や柄はこの絵とは違いますが)

さて、この黒猫。 わが最愛のクロスケ! (名前はクロスケでも実は女の子) 私の絵の中に度々登場します。

妻の父親は獣医でした。 小さな頃から動物と一緒に育った彼女は大の猫好き。そのため、我家には妻が拾ったり貰ったりしてきた猫がいつもいました。 けっして動物好きとは言えなかった私(実は犬は噛むもの、猫は引っ掻くものとばかり思っていて、少し怖い気持ちがあった)も、いつしか猫好きの仲間に。

そして、このクロスケは、数いた猫の中で、唯一妻よりも私に懐いた猫。動物とでも心が通い合うと言うことを教えてくれた猫でもあります。そのクロスケ、 ここ清内路で空き家を見つけ落ち着くまでと言う約束で預けてあった息子のマンションから或る日逃亡。以来行方不明に。

私に会いたくて、外に探しに出たのでは? と言うのも、このクロスケ、夜、塾の仕事から戻る私の自転車の音を聞きつけると、何処にいても、「ニャア」と叫んで飛び出して来るほど私をいつも待っていてくれたのですから。
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